冷戦ペンギンのルール

■準備

・アタックチップを2個づつ配ります。各人これらを自分の横側に置きます。

・陣営カードをシャッフルし各人に1枚づつ配り、内容は配られた本人のみ
確認して伏せます。陣営カードには自分が東西いずれかのチームか示さ
れていますが、ゲーム開始時点では誰が同じチームで誰が敵チームなの
かは分かりません。
（チーム戦なので同じチームの人が勝てば自分も勝ちになります）

・情報カードをシャッフルし各人に３枚づつ配り、それぞれ自分の前に表側
で横一列に並べます。これらは常に公開情報となります。

・アクションカードをシャッフルし１人２枚づつ配ります。各人２枚の内容を
自分だけ確認し 1枚を手元に残し、もう１枚を内容非公開のままゲーム
から除外します。手札に残ったアクションカードも使用するまで内容を伏せます。

・最近スパイ映画や小説を見た人がスタートプレーヤです。

・その1「カード交換」
左隣のプレーヤと任意の情報カード1枚づつを交換します。
この時、同じ絵柄の情報カード同士は交換できません。
必ず違う絵柄を交換します。これらは諜報機関のエージェントが
隣国に諜報活動に入り情報を入手し持ち帰る過程を表します。

・その2「アタック」
アタックチップ1つをいずれかのプレーヤの前に置きます。
通常2つ目のチップが置かれた時点で相手は脱落となり
ゲーム終了条件を満たします。(前に置かれたチップと横側に
置かれた手持ちのチップは別なので混ざらないように注意して下さい)
これらはエージェント同士の戦いを表しています。チップは銃弾をイメージして下さい。

・その3「アクションカード」
自分が所持しているアクションカードに「手番中に使用可」と書かれたものなら、
この時に使用することができます。カード内容に従って処理してください。

■終了条件

・その1「ミッションコンプリートエンド」
自分の陣営カードに指示されている絵柄が描かれた３枚の情報カードを
自分の手前に集めたら自チームの勝利。
ただし、自分の手番中でなければこの宣言はできません。
他者から３枚目のカードを受け取った時点では勝利宣言はできません。自分の手番で必ず行います。
チーム戦なので同じチームのプレーヤがこの条件を達成してももちろん勝利です。

・その2「暗殺エンド」
いずれかのプレーヤの前に２つ目のアタックチップが置かれた時、そのプレーヤは脱落したこととなり、
脱落したプレーヤのチームは敗北です。アクションカード「強靭」を持っていた場合は2つ目の
アタックチップでは脱落になりません。この場合は例外となります。
チーム戦なので同じチームのプレーヤが脱落してももちろん敗北です。

■その他

・手番中以外で使用するアクションカードは書かれた使用タイミングや内容に従ってください。
・全てのアクションカードの効果は1回だけの使いきりになります。
　使用後は表側を向けて使用したことを提示します。
・稀にいずれかのプレーヤがゲーム開始時から陣営カードに記された情報カード3枚揃ってしまう
　場合があります。確率は低いですが、この場合は申告してすぐに情報カードと
　陣営カードを配りなおして再度仕切り直してください。
・アクションカード「一撃離脱」は手番順のみ逆周りになります。「カード交換」をする相手は逆になりません。

■上級ルール

通常ルールでは５分ちょっとのショートゲームを繰り返し遊んでいただく
調整になっています。場の全員が慣れてきて、もうちょっと濃厚な駆け引き
をしたくなった場合は、「アタックチップ３つ前に置かれたら脱落」
にルール変更してプレイして下さい。
更に慣れてきたら、ミッションコンプリートの宣言を自分の手番以外でも
３枚揃った瞬間いつでも可能に変更してプレイして下さい。よりスリリングになります。