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OM世界設定 -大陸暦182-

OMの物語は1つの名も無き大陸で展開されます。
本編の時代には大陸上には3つの国家が存在し、
互いの覇権を賭けて戦うこととなります。






カナン国

人口 1050万人  (うち軍人90万)
国教 ロフ多神教
統治形態 王政
統合地域 9地域
国防費 1520万u
建国年 大陸暦136年 5月
奨励事 剣技大会など武術・運動競技系の催し物
特産物 穀物類全般・木製装飾物・ブドウ酒



大陸南西部の国。前時代に大陸全土を支配していた
帝国主義に反発したロフ教団により建国される。

領土は三国間でもっとも小さいが、その温暖な気候により
農耕地に恵まれ充実した食物供給を実現している。
余剰の穀物も平時には他二国への輸出を行っており、
国家資金面への影響も大きい。

軍事面に置いては、他二国との国境へ割く防備は
比較的小規模である。 それは領土の狭さによるもので、
防衛に必要な要所が少なく、伴う防衛費用の負荷も軽い。
穀物の輸入を含めた国家支出との折り合いを考えれば、
三国間でもっとも国庫が安定して蓄えられていると言える。
裏腹、急事に対処する常備軍はロフ教の伝統に沿った
12支隊編成を採用しているため、運用データが不明確であり
有用性の賛否が分かれるところである。

そして、カナン国でもっとも注目すべき事項は、
国で奨励されている競技大会である。
これはロフ教の 「鍛え上げた健全なる身体に神が宿る」という
教えが根本にあり、国民の体力作りに貢献している。
カナンは兵士の身体能力的な質が高いと言われているのも
これが起因とするためである。




シャングリラ国

人口 1500万人  (うち軍人120万)
国教 ジダ教
統治形態 元老政
統合地域 9地域
国防費 2280万u
建国年 大陸暦153年 2月
奨励事 国からの特定の奨励事は無い
特産物 鉱石・武具・天然薬品・毛皮



大陸南東部に展開する諸部族がまとまって形成した国。
深い緑に覆われた土地柄か、大地の精霊を崇める風習や仕来り
が根付いている。 それ故にカナンを天の信仰の国と呼ばれるのに対し、
シャングリラは地の信仰の国と呼ばれる。

国の中枢機関は元老と呼ばれる20人の高位祈祷師と、
それらをまとめる最高決定権を持つ元首が1人、計21人
により動かされている。 更に、その最高機関である元老の下位に
軍部が存在するため、実質上の軍権も元老が握っている。

領土は比較的未開発の地帯が多い、だが 領内の至るところに
点在する鉱山から採取される特殊金属「エル・パール」は、
その高い強度と輝きの美しさから式典用具や武具に加工され、
シャングリラ国内の一大産業となっている。 また、エル・パール製品を
軍備に正式採用した事により、三国間で比較的体格が小さく非力な、
シャングリラ兵の大幅な強化へと繋がっている。

三国間で最も領内に国家管理外勢力が活動しているのも特徴。



アガルタ国

人口 1900万人  (うち軍人200万)
国教 無し
統治形態 民主政
統合地域 11地域
国防費 4280万u
建国年 大陸暦167年 2月
奨励事 教育
特産物 ウォッカ・牛肉・精密装飾



大陸北部に広大な領土を構える国。
領土が広大な故に抱える問題も多く、データ上では
他二国と比べて軍事力が高く見えるが、国境線の要所
「キエルライン」への防備に莫大な費用や人員を投じているため、
急事に対しての迅速に動ける実動隊の数は乏しい。

北に位置するアガルタ領のほとんどが寒冷地であり、
一年の半分以上は街道に雪が積もっているほどである。
その厳しい環境を知恵と知識そして教養を高めて乗り切ろうと
したのが国の奨励である教育であり、三国間でもっとも
民の知力水準は高く、産業面での加工・製造技術の向上や科学的な
根拠に基づいた道具の発明などに結びついている。

前時代に大陸全土に支配の手を及ぼした帝国を打倒した
一介の農民が起こした国故に、大陸初の民主政を敷いているが、
大陸に置いてはまだまだ歴史の浅い政体なのでシステム的には発展途上である。



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